研究課題
若手研究(B)
本研究は、ソラフェニブの肝障害における予測マーカーの探索を目的に行った。その結果、ソラフェニブによる肝障害発現は、ソラフェニブ本体が作用していることが明らかとなった。さらに、肝細胞を用いた実験からソラフェニブN-オキサイドがソラフェニブに変換されることで細胞毒性を引き起こす可能性が示唆された。これらの結果から、CYP3A4の機能低下によりソラフェニブの代謝が低下すると、肝障害発現が引き起こされる可能性がある。
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Drug Metab. Pharmacokinet
巻: 27 ページ: 200-203