研究課題
若手研究(B)
肝細胞の毛細胆管側膜(canalicularmembrane;CM)に発現するトランスポーターであるBilesaltexportpump(BSEP)の機能低下は、肝内胆汁うっ滞を惹起する。CMからの内在化促進によるBSEPのCM発現量の低下がその一因として報告されているが、BSEPの翻訳後制御に関わる分子機構は不明であり、未だ当該疾患に対する有効な治療法は確立していない。本研究では、(1)ユビキチン(Ub)化という翻訳後修飾がBSEPのCMからの内在化シグナルとして働くこと、(2)BSEPはCMでUb化を受けた後、AP2というアダプタータンパク質を介してクラスリン依存的な内在化を受けていることを見出し、上記の分子機構の一端を明らかにすることに成功した。
すべて 2012 2011
すべて 雑誌論文 (6件)
Bioorg Med Chem Lett.
巻: 22(12) ページ: 3962-6
Bioorg Med Chem.
巻: 20(9) ページ: 2940-9
Hepatology.
巻: 55(6) ページ: 1889-900
J Hepatol.
巻: 56(5) ページ: 1136-44
巻: 54(2) ページ: 631-43
Atherosclerosis.
巻: 215(2) ページ: 383-91