研究課題
若手研究(B)
洞結節自動能は,Ifチャネルを中心とした膜電流系のMembrane clockと細胞内Ca2+ サイクリング系のCa2+ clockがそれぞれ相補的に活動することによって調節されている.II型糖尿病モデルラットを用いて実験を行ったところ,洞結節機能障害が生じていた。そして,Ifチャネルの構成蛋白であるHCN4とCa2+ clockを担っているリアノジンレセプターやホスホランバンのmRNA発現が抑制されていた。以上のことから,II型糖尿病ラットにおいては洞結節自動能におけるCa2+ clock機能障害が生じていることが示唆された。
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