研究課題
若手研究(B)
糖尿病動物における腎臓の老化について検討した。糖尿病を発症したマウスおよびラットでは非糖尿病動物と比べて、腎臓の尿細管において細胞周期調節分子 p21が活性化することにより老化が進んでおり、これが更に腎臓において炎症惹起因子 TNF-α を誘導することにより病態を増悪させていることがわかった。糖尿病治療により、この腎臓老化は改善することから可逆的で治療可能な現象であることも証明された。本研究は腎臓老化が糖尿病性腎症治療のターゲットになる可能性を示したものである。
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