研究課題
若手研究(B)
我々は ATP・アデノシンは脳内代謝変化を感受し、それを神経活動修飾に結びつける橋渡しの役割を担っているのではないかと仮説を立てた。その仮説を元にケトン食療法を代表とする抗てんかん食事療法に着目し、食事療法による脳内代謝変化が及ぼす中枢神経作用における ATPおよびアデノシンの関与を解明することを目的とした。電気生理学的手法による知見により、ケトン食療法による抗けいれん作用は ATP 放出によるアデノシン A1受容体の活性化を介していることが示された。
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