研究課題
若手研究(B)
上皮細胞において Wnt3a と EGF によって協調的に発現亢進し、三次元基質内で分枝をともなった管腔形成を誘導する新規因子 X をマイクロアレイ法にて同定した。因子 X の発現は細胞骨格の制御因子である Rac と Rho の活性を調節することで上皮細胞の伸長形態変化と運動能亢進を誘導した。細胞骨格制御を介した上皮細胞の形態変化は三次元基質内での細胞増殖を活性化し、その結果、分枝管腔構造を形成した。以上の知見は Wnt と EGF シグナルの協調による新たな形態形成制御機構の一端を明らかにしたものである。
すべて 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (2件) 備考 (1件)
Nat Commun
巻: 3 ページ: 859
Methods Mol Biol
巻: 839 ページ: 215-27
Mol Cancer Ther
巻: 11 ページ: 298-307
J Cell Sci
巻: 125 ページ: 449-60
Int Rev Cell Mol Biol
巻: 291 ページ: 21-71
http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/molbiobc/