研究課題
若手研究(B)
ヒトと類似した脂質代謝系を有するウサギを用いて、ヒトアポリポ蛋白CIII(アポCIII)トランスジェニック(Tg)ウサギを開発し、脂質代謝と動脈硬化におけるアポCIIIの役割を明らかにすることを目的とした。初年度のマイクロインジェクションにて500個を超える胚に遺伝子導入したが、当初の予想よりも産仔数が少なく、Tgウサギは得られなかった。そのため、材料と方法の改善を行った結果、格段に産仔数の増加が認められ48匹の産仔を得たが、ヒトアポCIII遺伝子を発現する個体は得られなかった。改善された方法によってTgウサギを得られる可能性が高くなったため、今後もマイクロインジェクションを継続する。
すべて 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (6件) 図書 (1件)
Arterioscler Thromb Vasc Biol.
巻: 33 ページ: 224-231