研究課題
若手研究(B)
本研究課題では、ペルオキシソーム病と GPI アンカーの脂質部分の構造の関連を明らかにした。これまでペルオキシソーム病患者の GPI アンカーの脂質部分の構造やアルキルアシル型 GPI アンカーの生理学的意義は知られていなかったが、ペルオキシソーム病患者ではアルキルアシル型 GPI アンカーを欠損し、またアルキルリン脂質生合成系を欠損する CHO 変異細胞株においては、細胞表面の内在性 GPI アンカー型タンパク質の発現量の増加が見られるなど、今後のペルオキシソーム病の病態解明に向けた結果が得られた。
すべて 2012 2011
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)
J Biol Chem
巻: 287(9) ページ: 6318-25
doi:10.1074/jbc.M111.331090
J Lipid Res
巻: 53(4) ページ: 653-63
doi:10.1194/jlr.M021204