研究課題
若手研究(B)
ファージディスプレイ法は、理論上はどのような抗原に対する抗体も単離できる、非常に画期的な手法である。しかし、この方法は病理組織学的手法には応用されていない。本研究では骨髄異形成症候群(MDS)症例の骨髄材料を用いて「抗疾患特異的抗体」を作製することを目的とした。MDSの骨髄標本にのみ結合できるファージ抗体を約3000クローン得ることができた。得られたクローンを混合してポリクローナルに使用することで、予後不良のMDS検体のみに染まる免疫染色法を構築することができた。今後は、疾患原因因子の同定を行う。
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http://www.tmd.ac.jp/med/pth2/pth2-J.html