研究課題
若手研究(B)
成人T細胞白血病(ATL)は、表皮や消化管上皮等への強い浸潤性や治療抵抗性を示す極めて予後不良な末梢性T細胞腫瘍である。我々はATL細胞が正常上皮細胞との接着によって「がん幹細胞様の特性」を獲得し、結果的に「がん細胞の温存」へとつながっているという新しい概念を確立した。これはATLのみならず、他の難治性造血器腫瘍に対する治療抵抗性の克服にも十分応用可能であると考えられる。
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Am.J. Pathol
巻: 182 ページ: S0002-9440(13)00099-0
Am. J. Pathol
巻: 180 ページ: 963-972
doi:10.1016/j.ajpath.2011.11.012.
http://www.path1-hokudai.jp/path1/Welcome.html