研究課題
若手研究(B)
糖尿病非肥満モデルであるSDTラットは膵β細胞の減少により糖尿病を発症するが、初期病変として膵島の血管異常が認められる。これまでに血管内皮細胞におけるVEGF応答性の亢進が示されたが、今回それらにはβ細胞からの過剰なIL-1βが関与していること、VEGF分泌も亢進しているがそれは応答性の亢進以降に生じており、その結果VEGFシグナルの悪循環を起こしていることが明らかとなった。以上の研究により、正常VEGFシグナルの破綻がβ細胞障害と血管異常を引き起こし糖尿病を発症するメカニズムが解明された。
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