ナノＤＤＳ血管外移行の分子基盤解明

2013 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 23790433
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 実験病理学
• 研究機関: 岡山大学 (2012-2013); 東京大学 (2011)
• 研究代表者: 狩野 光伸 岡山大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (80447383)
• 研究期間 (年度): 2011-04-28 – 2014-03-31
• キーワード: 腫瘍血管 / ナノDDS

研究成果の概要

腫瘍血管の形質も腫瘍難治性の一因であることを代表者らは明らかにし、腫瘍血管の性質を制御してナノDDSの薬効を向上させることを試み、既に膵癌・胃癌の動物モデルにおいて治療効果増大が見られることを証明した。この分子メカニズムとして、本研究では新生血管においてのみ高い発現が見られ、内皮細胞―壁細胞の安定化に重要であることが示唆されている分子に着目して解析を行い、この分子が重要な説明因子であることを示唆した。

自由記述の分野

医歯薬学