研究課題
若手研究(B)
染色体機能とがん悪性化の関連性を明らかにするため、セントロメア低機能性マウス(CENP-R KO)を用いて化学皮膚発がん実験を行った結果、通常のマウスよりもCENP-R KOの方が悪性腫瘍の発生率が有意に低く、セントロメア関連蛋白質ががんの悪性化に関与することを初めて個体レベルで示すことに成功した。今後は腫瘍細胞におけるセントロメア成蛋白質の機能的解析を実施することで、がんの悪性化における新たな機構の解明に繋がる。
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Carcinogenesis
巻: 33(11) ページ: 2260-2268
doi:10.1093/carcin/bgs250