研究課題
若手研究(B)
本研究では、γδT細胞欠損マウスを利用したマラリア原虫感染実験により、感染後の脾臓での造血細胞の増加にはγδT細胞が造血に関与している事が示唆された。一方、抹消血においては、γδT細胞欠損マウスの方が多くの造血細胞がみられた事から、γδ T細胞は造血細胞の脾臓へのHomingなどに関与している事が示唆された。ただし、具体的なメカニズムの詳細については、今後もさらなる検討が必要となる。また、本研究の過程において、マラリア原虫感染時にγδT細胞がCD40 Ligandの発現とIFN-γの産生を介して、樹状細胞の活性化を促進するという新たな免疫防御機構を世界に先駆けて解明した。
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