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2014 年度 研究成果報告書

結核菌の再活性化に関与する分子機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 23790490
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 細菌学(含真菌学)
研究機関国立感染症研究所

研究代表者

本田 尚子  国立感染症研究所, 品質保証・管理部, 研究員 (40600911)

研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2015-03-31
キーワード結核 / ストレプトマイシン / 休眠
研究成果の概要

結核菌はヒトに感染後、一部が抗結核薬の効きにくい休眠状態となる。これは抗結核薬治療の長期化の原因となるため、休眠期に効果のある薬剤の開発が重要である。ストレプトマイシン(SM)要求性結核菌18b株は16S rRNAに変異をもつ。SM非存在下で増殖を休止し抗結核薬抵抗性を示すため、休眠期結核菌モデルとして利用されつつあるが、BSL3施設を必要とする。そこで結核のワクチンであるBCG株に同一の変異を導入した結果、18b株と同様SM依存的に増殖し、SM非存在下では増殖を停止し、抗結核薬イソニアジドへの感受性が低下した。休眠期結核菌に効果のある抗結核薬の開発に広くBSL2施設で利用可能と考えられる。

自由記述の分野

細菌 結核

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公開日: 2016-06-03  

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