研究課題
若手研究(B)
C 型インフルエンザウイルスのCM2 タンパク質はウイルス増殖に必須である。本研究では、CM2 の増殖に関与する領域を明らかにするために、細胞質領域に変異を導入したCM2 変異体を作製してこれらの性状解析を行ない、下記の成果を得た。1. C 末端から53 個のアミノ酸配列はCM2 の細胞膜への輸送に必須ではない。2. 細胞質領域には細胞内輸送に必要な特定のアミノ酸配列が存在する。3. 細胞質領域は安定的な量体形成(2 量体及び4 量体の形成) に必要である。
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