研究課題
若手研究(B)
モービリウイルスでは、マイナス鎖の一本鎖ゲノム RNA に N が結合し、RNA ポリメラーゼ複合体と協調して複製・転写を行なっている。モービリウイルスの特徴は、容易に持続感染することと、核内封入体を形成することである。核内封入体の主要構成分子は N である。 本研究では、持続感染の際にはウイルスの膜融合能が消失すること、N はリン酸化状態に応じて細胞内局在を変化させること、マウスに N タンパク質を発現させると、核内封入体を形成し、封入体筋炎様の筋萎縮を来すことが明らかとなった。
すべて 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (6件) 図書 (2件) 備考 (4件)
Frontiers in Virology
巻: 3 ページ: 75
DOI:10.3389/fmicb.2012.00075
Virus Research
巻: 162 ページ: 63-71
DOI:10.1016/j.viruses.2011.09.038
http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/jikkendoubutsu/top2.html
http://www.virus.kyoto-u.ac.jp/Lab/tomonaga-hp/