研究課題
若手研究(B)
HTLV-1Tax1に結合するUSP10およびその結合蛋白G3BP1の機能解析を行った。G3BP1はUSP10の抗酸化活性を阻害することにより定常状態における活性酸素種産生の維持に必要であった。一方、亜ヒ酸処理後ではG3BP1とUSP10がストレス顆粒の形成を促進することで、USP10の抗酸化活性を解除することが明らかとなった。さらにこのUSP10の抗酸化活性にはATMのキナーゼ活性が必要であった。
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