研究課題
若手研究(B)
我々は「RSV感染ヒト鼻粘膜上皮細胞では、III型IFNであるIFN-λが優位に誘導される」ことを見出した。しかし、RSV感染小児鼻汁では、IFN-λとIFN-βに有意な差は認められなかった。鼻汁中に肺炎レンサ球菌の混在、ケモカインの産生を確認した。ビールの苦み成分「フムロン」が、RSV複製、ケモカイン産生を、また、抗菌薬「クラリスロマイシン」が、ケモカイン産生、肺炎レンサ球菌付着を、抑制した。これらの結果は、新しいRSV治療方針の可能性を示唆する。
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Med. Mol. Morphol
doi:10.1007/s00795-013-0024-1
Mediators Inflamm
doi:10.1155.2012/528568