研究概要 |
本研究の目的は、最新の組換えウイルス作製法の確立し、これらの改変系を駆使しHSVの再活性化に関与する、または薬剤のターゲットとなりうる、さらにその生物学的機能が未知のウイルス制御因子の研究を行い、HSVの病原性やその巧妙な宿主との共存、また活性時の増殖機構の解明を試みることである。 現在、申請者はウイルス因子の更なる解析、網羅的テグメントタンパクの解析( vitroから始まり、その病原性までの検討, Us9,VP22,UL47,UL41等)を行っている。本年度は、特にVP22に関して、宿主因子のみでなく新たな機能としてたの他のHSV因子に関してその担発現、ウイルス粒子取り込み、感染細胞における局在までをも制御することを解明した。
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