研究課題
本研究は申請者の確立した独自の大腸菌内でのHSV組換えウイルス遺伝子作製法を用いて、様々なHSV病原性因子の解析を行い、将来的には有効なHSVワクチン作製の土台となる知見を蓄えることであった。これまでの研究により、HSVの豊富なtegument蛋白質でありながらその機能の解析が不十分なVP22がHSV神経病原性に大きく関与している可能性を示唆する知見を得ることが出来た。