研究課題
若手研究(B)
子宮頸がんの原因ウイルスであるヒトパピローマウイルス(HPV)は、その増殖が宿主細胞の分化に依存するため、実験室下で感染性ウイルス粒子を得ることが困難である。本研究は、効率よくHPV 粒子を産生する方法を開発し、HPV 感染のメカニズムを解明することを目的とした。人為的な操作により、HPV ゲノムの大規模複製を誘導できる細胞の作製に成功した。また、細胞因子であるATM やNF-κB の活性化は、HPV 複製を抑制することを見出した。
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J.Virology
巻: vol.86(6) ページ: 3276-83
DOI:10.1128/JVI.06450-11