研究課題
若手研究(B)
MASP-1 KO MRL/lprマウスを作製し、MASP-1欠損による補体第二経路活性消失がMRL/lpr マウスのループス様腎炎病態に与える影響について検討した。MASP-1 KO MRL/lprマウスでは、野生型と比較して補体C3消費の抑制・抗dsDNA抗体値低下・腎糸球体病変の抑制が認められ、MASP-1による補体第二経路活性化がループス腎炎などの自己免疫性炎症病態に関与することが示された。本成果により、MASP-1がヒトSLEにおけるループス腎炎の新たな治療標的対象として有効であることが示された。
すべて 2012 2011
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (6件)
Immunobiology
巻: 218 ページ: 844
PLoS ONE
巻: 7 ページ: e45988
Oncol Rep
巻: 28 ページ: 453-458