研究課題
若手研究(B)
ソラフェニブによるグレード2以上の手足皮膚反応を発現した腎細胞がんまたは肝細胞がん患者では、非発現患者と比べて薬物血中濃度が有意に高いことが判明した。また、肺がん治療薬のエルロチニブに関して、早期の薬物暴露量とグレード3/4の有害事象が密接に関係することが明らかとなった。本研究により、分子標的抗がん薬の血中濃度は、副作用の発現を回避するための有用な予測因子であることが示唆された。
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