研究課題
若手研究(B)
当院心臓血管外科外来通院中の大動脈瘤患者のうち本研究への参加同意をえられた患者を対象に血液凝固関連検査を行い、CT所見および臨床経過と比較検討した。計64人の患者(未治療経過観察患者11人、ステントグラフト内挿術後患者33人、人工血管置換術後患者26人(重複あり))に対し検討したところ、切迫破裂やエンドリーク、血栓症合併症例においてイベント前より血中Dダイマーの上昇がみられた。凝固線溶マーカーおよび血小板数が瘤進展、特に切迫破裂の予測および合併症の予測に有用である可能性が示唆された。
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