研究課題
若手研究(B)
本研究により、正常胸膜と正常胃では発現していないインテレクチン-1が、悪性胸膜中皮腫(中皮腫)と腸上皮化生で発現することが明らかとなった。しかし、両病変にそれ以外のマーカー分子の発現の類似性は認められなかった。従って、中皮腫と腸上皮化生におけるインテレクチン-1の発現は異なる遺伝子発現調節によって制御されていると考えられた。また、中皮腫におけるインテレクチン-1のプロモーターはTATAボックスを含む-56~+6の領域、エンハンサーは+263~+293の領域と考えられ、転写因子としてOct・Sox転写因子群の関与が推定された。
すべて 2013 2012
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (5件)
PLoS ONE
巻: 8(12) ページ: e83108
10.1371/journal.pone.0083108
巻: 7(7) ページ: e39889
10.1371/journal.pone.0039889