研究課題
若手研究(B)
肥満症83例にてSelf-rating Depression Scale(SDS)テスト(うつ指標)と視床下部-下垂体-副腎系(HPA axis)活性指標である唾液コルチゾール濃度(SC)を測定した。肥満症では健常人より高率なうつの合併を認めた。また、SCは炎症・動脈硬化指標と有意な関連を認めた。更に、SCが高いほど減量治療に抵抗性が高いことを認めた。また、肥満症164例において、減量治療による3ヶ月後の減量成功率は52%、1年後のリバウンド率は28%であった。リバウンド者は脂質代謝異常や低アディポネクチンなど心血管病リスクの悪化を認めた。減量不成功群は成功群に比べ初診時SDSが高く、さらに高リバウンド群は他群に比べ初診時SDSが高いことを認めた。
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