研究課題
若手研究(B)
本研究は、日本人中高年者14,194人を対象に慢性疼痛の有病率を明らかにすることを目的とした。自記式の調査票による調査の結果、全体の39%の者がなんらかの慢性疼痛を持ち、そのうちの1割は強い痛みであることが明らかになった。慢性疼痛の有病率は加齢とともに上昇し、男性より女性で高いことも示された。部位別では、腰・臀部、膝関節、肩関節の疼痛の有病率が高く、筋骨格系の基礎疾患の関与が示唆された。