研究課題
若手研究(B)
本研究では緩和ケアチーム(PCT)が介入する悪性腫瘍患者を対象として、PCT介入が患者QOLにもたらす効果について検討した。方法としては、当院呼吸器内科および腫瘍・血液内科に入院し、PCTが介入した患者を対象とした。PCT介入前と1週後のQOLを調査した。PCTが介入した患者35例のうち、1週後のQOLの評価を実施できた26例を解析対象とした。PCTの介入1週間後の変化は疼痛で改善が見られたが便秘では悪化した。また、QOLを予測する因子としては、身体機能や精神機能、性別や全身状態が因子としては関連していた。患者の特性を検討することでPCT介入効果を評価できる可能性が示唆された。
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Palliative Care Research
巻: 7巻2号 ページ: 368-373