研究課題
若手研究(B)
本研究では高脂肪食負荷マウスを用いて、肝・腸管におけるTLRの発現と抗生剤投与による発現変化、脂肪酸負荷による発現変化を検討した。炎症を伴わないNAFLDの状態で肝TLR発現が亢進、腸管では発現低下していた。抗生剤投与で、脂肪肝の改善と肝TLRの発現低下を認め、脂肪酸負荷によるin vitroの実験より、肝TLRの発現亢進は脂肪酸が寄与していた。NASHの前段階である炎症を伴わないNAFLDの時期より脂肪酸によるTLRの発現亢進を介した前炎症状態にあることを明らかにした。
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アルコールと医学生物学
巻: 31 ページ: 108-112