研究課題
若手研究(B)
脂肪肝は食事の欧米化、特に動物性脂肪の摂取により増加しているが、同時に摂取される動物性蛋白の与える影響についての研究は少ない。マウスに高脂肪食およびフルクトース含有水を与えることにより肝脂肪化が誘導されるが、トリプトファンを併せて投与したマウスでは肝脂肪化は増悪し、血清 ALT 値上昇、HNE 発現増加、肝線維化の増加が認められた。トリプトファンによる肝脂肪化の増悪はセロトニンへの代謝経路が関与しており、セロトニンによる mTOR 活性増加およびオートファジーの抑制が肝脂肪化増悪のメカニズムである可能性が示唆された。
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