研究課題
若手研究(B)
(1) 肺高血圧症患者におけるOCTイメージングワイヤーを用いた肺動脈病変の検討では、慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)患者に網目状のweb像を認めた。経皮的肺動脈形成術(PTPA)施行の結果、BNPの有意な低下、自覚症状や血行動態の有意な改善を認めた。また、PTPA施行群は非施行群と比較して有意に予後良好であった(P<0.05)。(2) 肺高血圧症動物モデルにおける小肺動脈病変・肺動脈主幹部病変・右心機能の検討では、右室リモデリングは肺高血圧症早期から線維形成、血管周囲リモデリング、毛細血管の粗鬆化とアポトーシスを通して生じ、eNOS経路やコラーゲン代謝が関与している可能性が示唆された。
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European Heart Journal Cardiovascular Imaging
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