研究課題
若手研究(B)
メタボリックシンドロームを中心とした生活習慣病、循環器疾患の病態には、様々なアディポサイトカインの産生異常が関わっている。特にアディポネクチンは、抗糖尿病や抗動脈硬化作用を有し、心腎疾患の病態にも深く関与している。我々は、本研究の中で、アディポネクチンが抗アポトーシス作用を介し、心機能低下や腎機能低下状態に対して保護的効果を発揮することが明らかとなった。また、慢性腎臓病患者を対象とした検討から、アディポネクチン濃度の測定が、動脈硬化病変の進展評価に有用であることを見出した。以上から、アディポネクチンは心腎疾患への診断に有用であるのみならず,今後,治療への応用が期待される。
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