研究課題
若手研究(B)
肥大型心筋症(HCM)では、著明な心肥大とともに致死性不整脈により突然死するハイリスク群が存在する。本研究では拡張期の心筋細胞内 Ca^濃度上昇に着目し、リアノジン受容体(RyR2)からの Ca^漏出による拡張期の Ca^濃度上昇と致死性不整脈を来たす機序とが相互に深く関連性があること、Ca^漏出の抑制による心筋筋小胞体機能の改善により拡張期の心筋細胞内 Ca^濃度上昇を防ぐことで、不整脈誘発抑制を起こしうる可能性が示唆された。
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