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2013 年度 研究成果報告書

骨髄由来細胞動員による動脈硬化進展と組織再生機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 23790878
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 循環器内科学
研究機関順天堂大学

研究代表者

佐藤 弥生  順天堂大学, 医学部, 非常勤助教 (20327810)

研究期間 (年度) 2011 – 2012
キーワード動脈硬化 / マクロファージ / T細胞 / 炎症細胞 / コラゲナーゼ / cyclophosphamide / ApoEノックアウトマウス
研究概要

動脈硬化は、白血球のT細胞や単球/マクロファージから分泌される炎症性物質により進展することが知られている。免疫抑制剤であるcyclophosphamide(CPA)は、骨髄抑制により白血球の供給を低下させる。高脂肪食を負荷した動脈硬化モデルマウスで、CPAは初期の動脈硬化巣形成を抑制し、中程度の動脈硬化巣が形成された同マウスにおいては4週間のCPA投与で動脈硬化の進展が抑制された。これは末梢の炎症性T細胞数および炎症性マクロファージ細胞数の低下によるものと考えられた。また、血管組織内に発現するコラゲナーゼの発現低下も認め、膠原組織の維持によるプラークの安定化に寄与している可能性も示唆された。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2012

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Inhibition of PAI-1 induces neutrophil -driven neoangiogenesis and promotes tissue regeneration via production of angiocrine factors in mice2012

    • 著者名/発表者名
      Tahiro Y, Nishida C, Sato-Kusubata K, Ohiki-koizumi M,Ishihara M,Sato A, Gritli I, Komiyama H, Sato Y, Dan T, Miyama T, Okumura K, Tomiki Y, Sakamoto K, Nakauchi H, Heissig B
    • 雑誌名

      Hattori K Blood

      巻: 119(26) ページ: 6382-93

    • DOI

      10.1182/blood-2011-12-399659

    • 査読あり

URL: 

公開日: 2015-06-25  

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