研究課題
若手研究(B)
本研究では再現性、網羅性、定量性を担保し、組織中のタンパク質を抽出する手法を確立した。本手法を最適化したリン酸化ペプチド濃縮法と組み合わせ、LC-MS/MS 測定に供することで、2 種類の心筋症モデルマウスとその対照マウスの心臓組織から約 6000 のリン酸化ペプチドを同定することに成功した。 これらすべてのペプチドの定量比較を行ったところ、全体の約 20%程度のリン酸化ペプチドにおいて、2 倍以上の変化がみられることが明らかとなった。これらの情報から病態を誘発しうるシグナルネットワークの同定を進めている。
すべて 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (4件) 学会発表 (11件) 図書 (1件)
Journal of Proteome Research
巻: 12 ページ: 214-221
DOI:10.1021/pr300837u
Molecular and Cellular Proteomics
巻: 11 ページ: 1741-1757
DOI:10.1074/mcp.M112.019919
The Journal of Biological Chemistry
巻: 287 ページ: 32222-32235
DOI:10.1074/jbc.M112.370932
Seminars in Cell & Developmental Biology
巻: 23 ページ: 836-842
DOI:10.1016/j.semcdb.2012.05.007