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2014 年度 研究成果報告書

環状ジグアニル酸を介する病原性制御機構をターゲットとした新規感染症治療法の探索

研究課題

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研究課題/領域番号 23790925
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 呼吸器内科学
研究機関東邦大学

研究代表者

木村 聡一郎  東邦大学, 医学部, 助教 (60408870)

研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2015-03-31
キーワード感染症 / 緑膿菌 / 肺炎 / マウス / Quorum sensing / cyclic di-GMP
研究成果の概要

近年、病原細菌の薬剤耐性化が深刻な問題となっており、治療の難渋化や医療経済の悪化を招いている。よって既存の抗菌薬療法とは異なるコンセプトを基に、治療・予防戦略を執ることが急務となっている。そこで本研究では、抗菌薬の“殺菌性”に着目するのではなく、宿主の病態に大きく関わる細菌の“病原性”を抑制することによる新たな治療法を提案することを目的とし種々の検討を加えた。その結果、既存の抗菌薬であるアジスロマイシンは緑膿菌の生育を抑制する抗菌薬であるが、低濃度で使用することにより病原性制御機構(cyclic di-GMPシグナル伝達機構)を抑制することがわかった。

自由記述の分野

微生物・感染症学

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公開日: 2016-06-03  

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