研究課題/領域番号 |
23790926
|
研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
根井 貴仁 日本医科大学, 医学部, 助教 (30597670)
|
キーワード | 日本 |
研究概要 |
ヒト末梢血を採取し末梢血単核球細胞の分離を更に行い、preliminary studyとして磁気標識抗体を用いてCD14陽性の単球を分離し、無血清培地を用いての比較培養を実施した。蛋白産生量に関してはIL-13の有無での比較検討を行ったところIL-13含有下での培養で総蛋白量が若干増加する可能性がある(統計学的に有意差があるかは今後実証する)。産生蛋白量が増えるということは、初めの仮説でのコラーゲンなどの膠原線維やIL-13作用下で他種のサイトカインの産生促進が考えられるが、産生蛋白のプロファイルに関しての追加のassayは今年度は実施できなかった。現在は健常者のヒト末梢血単核球を用いているが、今後当院倫理委員会で承認が降りたのち患者の末梢血を用いた実験も随時行ってゆく予定とする。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究のための時間を割くことができなかったことが要因です。
|
今後の研究の推進方策 |
今年度は分離細胞の培養の検体数を飛躍的に伸ばしてゆきたい。またFACSを用いての線維細胞の測定を平行して行ってゆく。 週に半日は実験のための時間を確保します。
|
次年度の研究費の使用計画 |
細胞分離、FACS用の備品の購入、蛋白質の解析に関しての費用捻出があると考えております。
|