研究課題
若手研究(B)
血管炎症候群の病因の一つとして近年血管側の素因も疑われているが詳しい機序は分かっていない。本研究では、顕微鏡的多発血管炎(MPA)の患者 3 名から iPS 細胞を樹立し、血管内皮細胞に分化誘導した。さらに、健常日本人 3 名から樹立した iPS 細胞も血管内皮細胞に分化誘導し、遺伝子発現の違いを DNA マイクロアレイによって解析したところ、MPA 患者由来血管内皮細胞で健常日本人に比べて 2 倍以上発現が増加する遺伝子が 41 個、2 倍以上発現が低下する遺伝子が 91 個候補に挙がった。
すべて 2013 2012
すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (3件)
日本臨牀(血管炎-基礎と臨床のクロストーク-)
巻: 71巻増刊号1 ページ: 512-515