研究課題
若手研究(B)
これまで核内受容体PPARγやPPARαの腎臓における機能とそのアゴニストによる腎保護効果は知られていたが、PPARδについてはまったく不明であった。本研究において、PPARδアゴニストが糖尿病性腎症の進展を抑制する可能性を示した。糖尿病性腎症モデルにおいて、PPARδの活性化によりケモカインであるMCP-1の発現が低下し、糸球体および間質のマクロファージ数が減少した。したがって、PPARδアゴニストは糖尿病性腎症の成因の一つである慢性炎症を主に是正することにより治療効果を発揮することが示唆された。
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