研究課題
若手研究(B)
種々の慢性腎疾患においてみられる腎尿細管上皮細胞への蓄積脂質について、メカニズムに関する検討では、低酸素誘導因子HIF -1aと細胞内脂質の排出に関わるABCA1分子の発現変動が細胞内脂質制御において重要であることを明らかにした。本研究ではさらに、アニオン性で水溶性を高める修飾を施したリポソームは疾患腎への集積が高まることを見出した。今後詳細なメカニズムの解析と送達技術の洗練により、新しい腎疾患治療が確立する可能性がある。
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