研究課題
若手研究(B)
まず、IL-12p70産生能の低下・IL-23産生能の上昇、樹状細胞(Dendritic cell; DC)成熟化マーカーの上昇について、申請者がこれまでに同定した新規DCサブセットはプロスタグランジンE2(Prostaglandin E2: PGE2)存在下で分化したDCと非常に似た性質を持つことを明らかにした。次に、PGE2に着目し糸球体腎炎で重要な役割を担っていると考えられる腎局在DCへも作用し、IL-6等の炎症性サイトカイン産生も増加させることを明らかとした。本研究結果より、DC-PGE2経路が糸球体腎炎の発症・進展機構へ関与することが示唆された。
すべて 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (6件)
Am J Nephrol.
巻: 37 ページ: 378-88
doi:10.1159/000348567
J Nippon Med Sch.
巻: 80(1) ページ: 4-15
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23470801
Hum Pathol.
巻: 43(12) ページ: 2326-33
doi:10.1016/j.humpath.2012.04.004.
Lab Invest.
巻: 91(2) ページ: 170-80
doi:10.1038/labinvest.2010.174.