研究課題
若手研究(B)
ω‐3系多価不飽和脂肪酸の一つであるエイコサペンタエン酸(EPA)を、多発性硬化症(MS)の動物モデルである実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE)に投与することでEAEの発症が抑制される事を明らかにした。EPAは中枢神経への細胞浸潤を減少させて、CD4T細胞の炎症性サイトカイン産生を抑制した。さらに核内受容体のPPARsが誘導されている事を明らかにした。本研究は、本邦発の国産薬である超純度EPAが、難治性自己免疫疾患であるMSに対する新薬になる可能性がある事を示したものである。
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