研究課題/領域番号 |
23791008
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 公益財団法人東京都医学総合研究所 (2012) (財)東京都医学総合研究所 (2011) |
研究代表者 |
東 晋二 公益財団法人東京都医学総合研究所, 認知症.高次脳機能研究分野, 研究員 (30365647)
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連携研究者 |
秋山 治彦 公益財団法人東京都医学総合研究所, 認知症.高次脳機能研究分野, 参事研究員 (20231839)
和田 圭司 独立行政法人国立精神, 神経医療センター, 疾病研究第4部.部長 (70250222)
株田 智弘 独立行政法人国立精神, 神経医療センター, 疾病研究第4部.室長 (70535765)
永井 義隆 独立行政法人国立精神, 神経医療センター, 疾病研究第4部.室長 (60335354)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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キーワード | 神経科学 / 神経変性疾患 / 筋萎縮性側索硬化症 / 前頭側頭型認知症 / TDP-43 / ストレス顆粒 / 酸化ストレス / 細胞死 |
研究概要 |
TDP-43は筋委縮側索硬化症や前頭側頭葉変性症の患者脳で不溶化.リン酸化し、凝集体を形成して発症に寄与すると考えられている。今回我々は細胞障害を引き起こす強度の酸化ストレスはTDP-43を不可逆性に不溶化.リン酸化し、翻訳停止したリボソームとのmRNAを介した結合にも変化をもたらすことを見いだした。また、今回の結果ではTDP-43はストレス環境下でmRNA安定化や細胞生存に関与していた。これらの結果よりTDP-43はストレス下で転写後のmRNAや翻訳機構の機能に関与していることが示唆された。
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