研究課題
若手研究(B)
ホルモン産生性の下垂体腫瘍の中でもクッシング病は難治性となりやすい。クッシング病の細胞モデルにおいて、骨形成タンパクBMPは副腎皮質刺激ホルモンACTHの前駆物質であるPOMCの発現を抑制し、ACTH分泌を抑制していることが知られている。今回の研究では、先端巨大症の治療薬であるソマトスタチン誘導体を用いてクッシング病の細胞モデルを検討したところ、ソマトスタチン誘導体はBMPを調節することにより、ACTHの発現を低下させることが解明された。
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