研究課題
若手研究(B)
造血幹細胞は、自己複製能と多分化能を兼ね備え、唯一造血系を持続的に維持することができる細胞集団である。本研究課題では、中胚葉系譜から造血細胞が発生してくる過程を詳細に解析し、造血幹細胞の起源を探索した。この解析の中で、リンパ球や骨髄球系譜への分化能に加え、胎仔型赤血球への分化能も有する初期の造血細胞が存在することを見いだした。またこれらの初期の造血細胞と後に発生する造血幹細胞の間の遺伝子発現差異を明らかとし、幹細胞性への関与を示唆した。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (12件) (うち招待講演 2件) 備考 (1件)
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