若年の B6 マウスに白血病細胞を移植すると、通常では認められないPD-1+ CD4+ T 細胞が急速に増加してくる事が確認された。これらの CD4+ T 細胞は CD3 抗体による刺激に対し反応性が明らかに低下していた。PD-1+ CD4+ T 細胞は白血病細胞の浸潤が認められるリンパ組織において主に確認され、組織における宿主免疫の主たる構成因子である事が示唆された。この細胞は通常骨髄系細胞に発現する C/EBPα を高発現するなど、既知のCD4+ T 細胞とは明らかに異なった遺伝子発現を示していた
|