新規ＩＬ－５Ｒα鎖の生物活性と好酸球分化機構における役割の解明

2013 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 23791098
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 膠原病・アレルギー内科学
• 研究機関: 茨城大学
• 研究代表者: 石原 研治 茨城大学, 教育学部, 准教授 (00312596)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2013
• キーワード: 好酸球 / IL-5 / 分化

研究概要

IL-5 は好酸球の分化・成熟に必須なサイトカインであるが、分化・成熟した後の好酸球にも作用し、同細胞を活性化したりアポトーシスを抑制したりする。IL-5 の機能からさらなるレセプターを探索して、ヒト IL-5 レセプター (IL-5R) α 鎖の 2 つの新規 splicing variantsを同定 (variant 7 および variant 8) した。既知の IL-5Rαともに variant 7 および variant 8 を細胞に発現させる系を構築した。Eosinophils in health and diseases という本の分担執筆依頼を受けた。

研究成果

• [雑誌論文] アレルギーに対する子どもたちの気持ちと養護教諭としての配慮 (2014)
  • 著者名/発表者名: 矢口杏子・石原研治
  • 雑誌名: 茨城大学教育学部紀要 (教育科学)(茨城大学教育学部) 巻: 第63巻 ページ: 251-265
• [雑誌論文] アレルギー疾患に対する養護教諭の保健指導の実態調査‐他の職種との連携及び学校生活管理指導表の活用の実態について‐ (2012)
  • 著者名/発表者名: 熊谷仁美・竹下誠一郎・宮川八平・石原研治
  • 雑誌名: 茨城大学教育学部紀要 (教育科学)(茨城大学教育学部) 巻: 第61巻 ページ: 387-396
• [雑誌論文] アレルギー疾患に対する養護教諭の保健指導の実態調査‐主に保健指導に関する相談・困難について‐ (2012)
  • 著者名/発表者名: 熊谷仁美・竹下誠一郎・宮川八平・石原研治
  • 雑誌名: 茨城大学教育学部紀要 (教育科学)(茨城大学教育学部) 巻: 第61巻 ページ: 377-385
• [雑誌論文] アトピー性皮膚炎の子どもへの対応について (2012)
  • 著者名/発表者名: 熊谷仁美・竹下誠一郎・宮川八平・石原研治
  • 雑誌名: 茨城大学教育学部紀要 (教育科学)(茨城大学教育学部) 巻: 第61巻 ページ: 367-376
• [雑誌論文] 健常者のアレルギー意識と社会的役割について (2012)
  • 著者名/発表者名: 熊谷仁美・石原研治
  • 雑誌名: 茨城大学教育学部紀要 (教育科学)(茨城大学教育学部) 巻: 第61巻 ページ: 279-298
• [雑誌論文] Induction of thymic stromal lymphopoietin production by xylene and exacerbation of picryl chloride-induced allergic inflammation in mice (2011)
  • 著者名/発表者名: Satou N, Ishihara K, Hiratsuka M, Tanaka H, Endo Y, Saito S, Iwakura Y, Leonard WJ, Hirasawa N
  • 雑誌名: Int Arch Allergy Immunol 巻: Vol.157, No.2 ページ: 194-201
  • 査読あり
• [学会発表] アレルギー疾患の児童生徒への養護教諭の対応 (2011)
  • 著者名/発表者名: 熊谷仁美・竹下誠一郎・宮川八平・石原研治
  • 学会等名: 第58回日本学校保健学会
  • 発表場所: 名古屋大学
  • 年月日: 20111100
• [図書] 「好酸球と慢性炎症」炎症の制御と修復,Vol2 (2013)
  • 著者名/発表者名: 石原研治
  • 総ページ数: 74-77
  • 出版者: 北陸館
• [図書] Chapter 4.2 Eosinophil Cell Lines. Eosinophils in Health and Disease (2012)
  • 著者名/発表者名: Ishihara K, Hirasawa N, Ohuchi K. (JJ Lee and HF Rosenberg (ed.))
  • 総ページ数: 42-46
  • 出版者: Elsevier