研究課題
若手研究(B)
我々は HIV Capsid (CA) 領域の挿入変異により CA 蛋白の変性によると考えられる自壊産物が出現する事を発見し、挿入変異による HIV-1 の構造学的・ウイルス学的特性の変容について詳細な検討を行った。当該年度は本知見を基盤とし、800 万個以上の低分子化合物データを基にして virtual docking simulation により解析する事で HIV-1 の CA 蛋白を標的とした新規治療法の開発につながる低分子化合物の検索を行い、実際に抗 HIV-1 活性を有する 29 種類の化合物群を同定、その内半数は高度多剤耐性株に対しても有効であった。
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