研究課題
若手研究(B)
HCV母子感染例について、超可変領域(Hypervariable region:HVR)の経時的推移を観察した。2例ついては、乳児期からの経過を追い、1例は自然陰性化し、1例は持続感染となった。自然陰性化例では、HVRに大きな変化はなく、1-2アミノ酸変異がみられるのみであったが、持続感染例では、10か月時に飛躍的な変異が生じ、以降も2-10か月ごとの周期でウイルスの大きな変化を繰り返していた。HVRのアミノ酸変異がウイルスの自然陰性化に関与していると考えられた。
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日本小児栄養消化器肝臓学会雑誌
巻: 26 ページ: 5-11
Arch Virol
巻: 156 ページ: 1591-1601